デリヘル開業がなぜ‘今’人気なのか

これからも勤労者の年収は上がる見込みはありません。そのような状況の中で少ない資金で何か起業を考えているサラリーマンも多いと思います。一般に起業には多額の資金と、長い準備期間が必要になりますが、少ない資本で短期間の準備で出来る職種の一つのデリヘルの開業が人気があるようです。
少ない資金から出来るデリヘルは、少ない資金で始められます。場所にもよりますが事務所の賃借料、電話やパソコンなどの備品で100万、求人広告、宣伝広告で50万、中古車50万、トータルで200万ぐらいで開業は出来ます。サラリーマンやOLで中途退職金や貯金を元手に開業する人もいるし、定年退職者でこの業界に入ってくる人も多いようです。
商品販売の様に在庫管理の心配がなく、客がいれば必ずその分利益が上がります。評判が上がれば、利益率も非常に高い業種です。しかし、リピーターがついて経営が安定するまでどうしても3カ月~4カ月かかります。ですから、資金はその期間の家賃・光熱費・人件費も考えておかなければいけません。200万で開業は出来ますが、つなぎ資金も入れると500万は必要になります。

開業準備

まず、開業にあたっての準備としては風俗営業をすることの使用承諾書のある事務所物件の確保 、所轄の管轄への届出・HP作成、事務所内必要機材等の準備 、広告宣伝、女性コンパニオンの募集 などがあります。このなかで一番大変で、時間のかかるのが使用承諾書のある事務所物件の確保になります。
また届け出は「無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出書」を事務所のある所轄警察署へ提出しなければなりませんがこれは行政書士に頼む必要があります。HP作成、広告宣伝、コンパニオン、ドライバーの募集などは自分でもできますがトラブルを避けるためには、お金はかかりますが、それぞれの専門業者に頼む必要があります。

ドライバーとしての研修

一見素人でも資金が少なく、手間もそれほどかからず、デリヘル業界にすぐ参入できるように思えますが、誰でも参入しやすい業界は競争が多く浮き沈みの激しい業界になります。そのためにはまず始める前にドライバーを半年ぐらい経験しましょう。ドライバーを経験することにより経営者、女の子双方の話を他にだれもいない車の中で聞くことができます。
経営者からは経営のノウハウ、女の子からはお客の様子、時にはお客と直接会ってトラブルの処理をする必要も出てきます。当然ですがデリヘル経営の成功の秘訣は女の子によります。どのような女の子がお客に人気があるか、なぜ人気があるかが車の中で話をしていればわかってくるでしょう。また他の店の経験のある女の子からは他の店のシステムなどこれからの経営のヒントを教えてくれるでしょう。